2023年導入した急速冷凍機(リキッドフリーザー)は、電気を食うし、場所も取るし、運転音も大きいですが、革命的です。
1.-30℃の液体(アルコール)に漬けることで、表面全てから凍結、驚くほど短時間にカチカチになります。熱伝導率は気体より液体の方が断然早いためです。一方向からの冷風で冷凍する緩慢冷凍機との違いは、ここにあります。
2.凍結スピードが速いため、細胞内の氷の結晶が大きくなるのをおさえ、細胞を壊すことなく、凍結します。そのため、作り立ての美味しさが解凍時に再現されるのです。氷の結晶が大きくなり、細胞を壊してしまうと、解凍時にドリップがでてしまいます。細胞を殆ど壊さない、急速冷凍の商品は旨味を逃さず、美味しさを保てるのです。
結果*****
劣化がほとんどないので、長期保存が可能になり、食品ロス削減にも貢献でき、調理時間の短縮にもなり、電気代の節約にもなるのでは、と思っています。